病の原因は腸の状態から?
· 汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ。
· 火食は過食に通ず。
· 病気は食事療法と運動によって治療できる。
· 食べ物で治せない病気は、医者でも治せない。
· 食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか。
· 食物によるよりも飲料によって回復を図るほうが容易である。
これはすべて医学の父ヒポクラテスの言葉です。
私は、この言葉を知らず、ガンになりました。
有機ミネラル野菜を作る農家の嫁でありながら、多忙すぎる2年間。
ストレスまみれでキッチンに立てない生活。
PTA副会長の任期が終わると同時に乳がんを発病、翌月には長男がてんかん発病、
夫と次男が3Lサイズの身体になっていました。
食の大切さは学んできていたはずでしたが、本当のところを何も理解できておらず、
自分含めて家族全員の身体がおかしくなってしまいました。
すぐに玄米菜食に取り組み始めましたが、
その頃の私は本当の意味でのヒポクラテスの言葉の意味を理解できていませんでした。
私は、若いころから薬に頼るタイプの人でした。
風邪をひくと医者に行き抗生物質をもらい。
便が出ないと下剤に頼る。
ほぼほぼ、下剤がないとまともに排便できない体になっていました。
だから、家族の中では最も免疫力の低い私は、
家族の誰かがインフルエンザやノロウイルスなどを持ち込むと最も重症化していました。
つくずく、コロナ前にこのことに気付けて良かったと思っています。
自己免疫力、自然治癒力のなかった私は、
周囲からかなり虚弱だと思われていたことでしょう。
実際そうでした。
畑仕事を数時間頑張っただけで、1週間寝込んでしまうなんてことは日常茶飯事。
いつの間にか、夫は私を畑に誘うことはなくなりました。
ぎっくり腰でもしようものなら、1週間から10日は使えない。
農家の嫁としては、完全に失格でした。
全ては、腸が原因でした。
今考えると、二十歳のころから下剤を使わないことはほとんどないほど、
私は薬依存でした。
ガンになって、薬に頼らない生活をすること。
食生活の改善、食べるものは自分で作る。
砂糖を取らない。という生活に変えて、私の腸がやっと動きだしました。
しかしこのころはまだ、玄米菜食で砂糖はとらないもののアガペーシロップや、
メープルシロップを使ったり、して砂糖立ちできていなかったこともあり、
下痢が1年以上続く状態でした。
知人に誘われた料理教室をきっかけにして、私は、雑穀と甘酒の料理と出会いました。
この出会いから、私は砂糖中毒を完全に脱し、
塩が足りていなかったことに気付くことになります。
塩をしっかり撮り、砂糖を止め、
ふんだんに雑穀、甘酒、野菜中心の食事を始めると、
なんと私の身体から出る便が変わりました。
理想的な形の便が自然に出るようになったのです。
そして、自己免疫力、自然治癒力が嘘のようについていきました。
良く起こしていた歯周病からの高熱も、様々な炎症も起こしにくくなっていったのです。
何より、疲れにくくなり、イライラしにくくなっていったのです。
実は、この歯周病、腸と口腔内はリンクしている。
そのため、腸内が乱れていると、口腔内に雑菌が繁殖しやすいこと。
また、脳と腸も最近の研究では、リンクしていることが明らかになってきましたが、
うつ病も腸内環境の乱れから起こることがわかってきています。
つまり、イライラしたりウツウツしたりは、
腸内が乱れていると起こる現象だあることが明らかになってきているのです。
私は、20代のころから鬱傾向を持っていると自覚していました。
手首を切ってしまった経験も持っています。
すべては、育ってきた環境、インナーチャイルドが・・・なんて思っていましたが、
それだけではなかったのです。
実は、すべての原因が腸にあったのです。
腸には、悪玉菌と善玉菌と日和見菌がいます。
この割合が悪玉1:善玉2:日和見7の割合が最善と言われています。
しかし、腸は意外と繊細で、
ストレスや食事などでいともたやすくこのバランスが崩れてしまうのです。
だから腸活は、難しいと言われていますが、
ここを克服できると本当に健康で幸せな自分を手に入れることができるのです。
私は、がんを克服するために食事のコントロールに意識を置いてきました。
しかし、いろいろなことに気付けば気付くほど、
面白い現実が変化していったのです。
腸が整う!
このことがあなたの現実に変化をもたらしていきます。
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